2011年3月30日水曜日

和風の家とベランダ。インナーバルコニーはどうかしら?

当初私はどうしてもベランダが欲しかった。湿った布団とか2Fでそのまま干すためだけなんだけど,結構重要。でも和風の大屋根の家にしたい。意外と難しい問題でベランダが付くと和風っぽさが半減しちゃう。この悩みを抱えて以来,運転中にあらゆるベランダを見る様になった。

数日後…。

主人の実家がある雪国をドライブ中,折衷案を発見。

凹型のベランダ。

凹の字のへこんだとこがベランダになる家。そのお宅も和風の家だったけど,ベランダみたいに外に出てない分,外観に影響が少ない。

調べてみたら,この形のベランダはインナーバルコニーというらしい。

真ん中をバルコニーとして凹ませれば,外観に飛び出ることなく和風の家とも合い易い!

早速写真を撮って工務店にメール送信!確認したら施工はしたことないけど,出来るよとの返事。

下の間取りの一部はインナーバルコニーを検討している時の我が家の2Fの図面を切り取ったもの。


ところがこのバルコニー。日は当たるけど風通りはあまり良くなさそう。しかも使用頻度は多くても週1回。なんだかもったいない気がしてきた。

しかしベランダを無くすという判断をするにはもう一押し良い案が必要。だってあんなに欲しかったベランダなんだもの。簡単にはあきらめられない。しかも我が家の周辺はあまり雪の降らない気候のせいかベランダがない家を探す方が大変。冬もベランダに布団干したりするし。人が選ばない選択肢をするには勇気がいる。

しかし義両親に聞けば,雪が多い地方は逆にベランダのある家が少なくて(雪かき大変だし,漏水する可能性あるし),そのかわり間取りの中にランドリールームがある家が多いらしい。

ランドリールームいいじゃない!どうせ布団なんて窓空けて干せばある程度乾くし。と思い直す。そこで我が家もこのインナーバルコニーをランドリールームへ変更。

結局,和風の家のベランダは諦め,ランドリールームに。間取りの要望って隠れた本当の要望が満たせれば満足するんだなといういい経験になった。

2011年3月15日火曜日

居間に隣接した和室(客間兼作業部屋)の是否

T工務店に送った間取りの要望。早速2日後の2月3日,たたき台の間取りが2案メールで届いた。急いでいるだけあって,ホント早く仕上げてもらった。感謝。

実は我が家が建築を依頼しているT工務店は,車で4時間程度の距離離れている。
なので当初からメールで間取りのやり取りを行うことが決まっていた。

間取りの作成ソフトはマイホームデザイナー。T工務店がこのソフトを使っていたので,合わせてそれを使うことに。


実は我が家の設計は義父も参戦。たまたまT工務店と義父が知り合いだったのが工務店と会った後に発覚。それならということで設計者が義父とT工務店の2者に。義父は建築に関わる仕事をしていたので楽しんで参戦してもらった。

ということは間取りも要望も筒抜けな訳で当然チェックも入ります。基本的には私の要望を受け入れてくれますが,どうしても義両親が譲れない要望が1つ。居間の隣の和室

居間の隣の客間は夜お客さんが落ち着いて寝れないと言う。

年に数回あるかないかの泊まりでの来客なので始めは勘弁してほしいと思っていた。だって洗濯畳むの居間の隣のほうがいいんだもん。子供のお昼寝スペースにしたいんだもん。絶対譲れないね!と思っていた。でも先人の知恵は聞くべきだという直観も働き悩む。。。

そこで工務店から提案。客間と主婦室2つ作ろうというもの。折衷案。この案はいいとこ取りでナイスアイディア!この案を採用して,最終的には南玄関の間取りで,玄関を挟んで左側に客間の和室,右側にLDK+主婦室という間取りが完成したのでした。