2011年1月31日月曜日

43条但し書き道路許可の申請。費用は25万。

43条但し書き道路に接した土地を2011年1月末に契約した。

#不動産が43条但し書きのことを43「よんさん」って言うので以下43に省略します。

43の許可を翌月に取ってくださいねという条件で。

まず自分で申請するのは難しいので,不動産を通して土地家屋士に43の許可申請を取ってもらうことに。

契約で43の取得費用は買主持ち。さっそく土地家屋士に申請代行の費用を見積もりを出してもらった。

なんと約25万。

取得費用の内訳は次の通り。

まず土地家屋士に払う費用が198767円

  1. 調査業務 15000円(法務局)
  2. 測量業務 51252円(現況道路幅員,写真)
  3. 申請図書作成 63050円(申請書一式)
  4. 同意書受領費 60000円(通行承諾20人以内,セットバック承諾5人以内)
その他費用。
  1. 印紙代 14500円(閲覧公図全部事項印紙)
  2. 申請手数料 33000円(市直納)
占めて246267円

細かく見るとどれも妥当な額。想定外の出費が以外と高額でビックリしたのでした。

さて見積もりには下記の記述が。

2月15日頃までに建物平面図,立面図,配置図をご用意ください。とある。

どうやら43申請,市役所が月一回しか申請できない仕組みのようで,

毎月,月末が本申請の締め切りで,許可が降りるのが翌月の末か翌々月の上旬。

え?15日で図面?こんどは慌てて工務店へTEL!なのでした。どうなる図面!?15日で用意出来るの?

2011年1月30日日曜日

43条但し書き道路の私道に接した土地を契約

今年1月、希望していたエリアに条件にマッチする土地が見つかった。

土地面積:80坪以上
価格:1600万以下

直感は「怪しい」。もう土地を探し始めてから1年が経過していた。

見つかるのは妙に安いのに売れ残っているか高額の土地。

どの不動産に聞いても返事は一緒。「このエリアは人気で中々いい土地出てこないからねー」

聞けば3年以上土地が出てくるのを待っている人がざらにいるとのこと。

この時点で既に5か所ほど土地を見学&検討しては失敗していた。

銀行の担保になってる土地だったり、長細い土地なのに斜線制限が厳しかったり。

さぁて、今度はどんな土地なのか?

不動産が我が家にやってきて、単刀直入に聞いてみた。

私「なんでこんなに安いんですか?」

S不動産「全ては道路です。接道が3Mの私道ですから。」

私「建築許可は下りるのでしょうか?」

S不動産「当然問題ないです。隣近所に家が建っているので問題なく建築許可が下りると思います。」

この時点では、私道なら通行許可もらえばいいんじゃないの?ぐらいに思っていた。

問題の私道。「43条但し書き道路」というやつらしい。初めて聞くキーワードだったのでググった。

この許可は市が出すもので、私道の持ち主に通行同意書やら掘削同意書を取らないとれば許可が下りることがわかったので、この土地を契約することにした。

ただし不動産売買契約書にの特約条項に1つ条件を追加した。特約条項をそのまま記載する。


  1. 本物件は公簿売買とする。
  2. 本物件の引渡時までに、売主の責任と負担で敷地内の建物を取り壊す。
  3. 物件の引き渡しは建築基準法43条但書の許可後とする。
  4. 前項3の許可が得られない場合、本契約は白紙解約とし、売主は、受領済の金員を無利息で遅滞なく買主に変換しなければならない。
  5. 前項3の許可手続きに要する費用は買主の負担とする
よし、これで安心。晴れて契約と相成りました。

これが1月末のこと。