2012年1月22日日曜日

外壁通気工法とスリット加工の横銅縁(よこどうぶち)(2012年01月22日)

防水シートの上に何やら木がたくさん気が貼り付けられています。そこらじゅう。


北側の壁。




東側の壁。


2階正面。




さて、この木は何だと思いますか?

takumiさんのブログ「最新と伝統の融合住宅」のエントリ「家を湿気から守る空気の通り道」で知ったんですが、これ「外壁通気工法」といって、外壁と防水シートの間の通気のためのものだそう。

棟梁に聞いたら「夏にサイディングの下で温まった空気を上に逃がすもの」と簡単に説明がありました。納得。棟梁さんこれを200本打ったそうです。お疲れ様です。

さて、takumiさんに教えていただいた下記サイトによると、銅縁には張る方向によって縦銅縁と横銅縁があり、我が家は地面と平行に銅縁をはる横銅縁

参照:住いの水先案内人 > 外壁通気工法のルール
http://www.ads-network.co.jp/zairyo-kouji/A04-02.htm


サイディングを縦に張る場合、横銅縁になるのだとか。ふむふむそのとおり。確かに我が家のサイディングは縦です。


続いて、上記サイトでは通気を考えて銅縁を180cm間隔で30cm空けてはる必要があると記述れています。

何!?と思いました。だって我が家の銅縁を見ると、全く張られていない場所がありません。

現場に行って納得しました。答えは簡単。我が家の銅縁は銅縁自体にスリットが入っています。



なーるほど。

我が家の通気は大丈夫そうです。

私てっきりサイディングを支えるためだけの木材だと思い込んでいたので、takumiさんのブログ見なければこれが通気の役割をしているなんて気が付きませんでした。

大工仕事って工夫がもりだくさんですね。

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